■ ID
| 1296 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| ボーリング試資料解析に基づく関東平野中央部,綾瀬川断層周辺の地質構造モデル
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■ 著者
| 水野清秀
(独)産業技術総合研究所 松島紘子
(独)産業技術総合研究所 木村克己
(独)産業技術総合研究所 納谷友規
(独)産業技術総合研究所 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター 本郷美佐緒
(有)アルプス調査所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地質学会関東支部―日本第四紀学会ジョイントシンポジウム、平成22年11月21日 |
■ 抄録・要旨
| 本発表では、地震動予測や地下水流動の評価などに資するため、関東平野中央部の大宮台地及びその周辺を中心とする地域の地下300〜600m程度の地質層序を検討し、地質構造モデルを作成した。まず、埼玉県が所有する6本のコア、産総研が所有する2本のコア、さらに東京都の協力を得て2本のコアを分析し、層相・珪藻化石などから海成層と非海成層を識別し、ガラス質テフラの対比、花粉群集・珪藻群集、古地磁気資料などに基づき地層の対比を行った。その結果、約35万年前の地層分布標高は、調査地域内に北西-南東方向に伸びる北東落ちの綾瀬川断層近傍で大きく変位し、下盤では北側がより低くなっているのに対して、約100万年前の地層は断層の上盤側で北東への傾動量が大きく、両層準間で地質構造が異なっていることが推定された。
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